藝大の展示行ってきた

大学の友人二人と一緒に。
ちょっと長いので畳み。

新鬼流八道の建築 六角鬼丈展

公式サイト:新鬼流八道の建築 六角鬼丈展

1960年代後期より、その作品によって独自の創作観念を表現してきた、建築家・六角鬼丈。「新鬼流八道(じきるはいど)」を「自分がやってきたことを含めて、これから身を転ずべき方法」として定義し、社会や人々を取り巻く、風土・歴史・身体・意識といった様々な要素を取り込んだ作品において、その理想の姿を追求し続けています。
 また近年は、教育の現場において建築家として学生の指導にあたる一方、美術学部長として藝大美術学部固有の教育環境づくりを目指そうと、地域や社会と繋がりのある新しい大学の在り方を求めて取り組んできました。
 本展では、そんな六角が現在に至るまでに行った建築設計、環境設計、都市設計、教育、執筆などの幅広い創作活動を初めて総合的に紹介し、その根幹にある創造性を探ります。
(公式サイトより引用)

変態万歳!!!としか言いようの無いくらいトチ狂った建築作品群と、うっかりするとアジられそうな位に妙な熱のこもった説明文の文体がたまりません。これで入場無料って、結構儲けモノじゃないだろうか。
この展示で、六角氏の自邸が杉並区にあるらしいことも知る。意外と近所。しかもこの自邸、見る角度によっては(自主規制)な連想ができるスポットが存在するとか。それがなにか具体的に確かめたい東京民は是非藝大美術館へ。私のクチからは言えないわ!(嘘つけ!)
あと、杉並区の知る区ロード(休憩所に相当する部分を六角氏が手がけている)は是非歩きぬいてみたいところです。個人的に。

山本正道展 ―刻まれた時の記憶―

公式サイト:山本正道展 ―刻まれた時の記憶―

本展は、現代彫刻に独自の様式を拓いた山本正道教授の退任記念展です。
 山本正道 は、1967年に東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻を修了後、イタリア政府給費留学生として渡伊、ローマ美術学校でペリクレ・ファッツィーニに師事しました。また1978年にはフルブライト芸術部門交換研究員としてアメリカに渡り、先住民族の遺跡を訪ねるなど、広く海外においても活動と制作の場を培ってきました。その後、1980年より東京藝術大学美術学部彫刻科教員として後進の指導にあたる傍ら、彫刻の静謐な世界を模索し続けています。
 2009年3月の退任を記念して開催されるこの展覧会では、真摯に彫刻表現の本質を追求し続ける山本正道の制作の歩みとその豊かな作品世界を、初期から近作までの代表的な彫刻約36点と素描によってご紹介いたします。
(公式サイトより引用)

本当は行く予定ではなかったけど、私がポスターの作品に萌えたせいで、友人達も道連れになったという。まぁ、入場無料だしね。
しかし、微生物や細菌を連想させるフォルムっていいよね。萌えるよね。酵母菌の出芽の顕微鏡写真とか、中学時代からの大好物でした。
そして、ついでにそんなフォルムを執拗に作品に登場させる山本氏が好きになりました。